③すすめ方についても非常に重要です。どう工夫するかで、デジタルに対する取組みの成否が、かなり左右されるといっても過言ではないでしょう。
基本は、はじめに現状を見える化し、次にあるべき姿を作ります。
新規顧客100人開拓であれば、現状をどのように行っているのか。これに対してどうしたいのか。これまでと異なり、新たな100人をどのような方法で獲得したいのか。また、どういった顧客層にしたいのか、等々。
現状をまったく顧みないで、あるべき(または、ありたいと願い)今後の姿を描くことは、通常、現実的ではありません。
あるべきを考える時は、現状にできる限り拘泥することなく、思いきった、場合によっては、不可能とも思える姿を思い描くのがコツといえるでしょう。
④体制は、自社内のチーム体制、誰が責任者で、誰がメンバーか。
⑤スケジュールは、できれば少しストレッチして、短めにするのが大事だと思います。時間は、引いた線だけ、人は使う傾向が高いですから、早めに仕上げられるようにすることが重要です。何といっても、デジタルの取組みですから。