8/03/2022

今、何をすべきか。電気料金④

前回の「電気料金」ブログから随分と時間が経ってしまいました。前回では、現在、電気料金が上がり、当面その傾向が続くことが予想されていると書きましたが、それは今もまだ続ています。そして、今、現在、価格は市場連動型への移行が確実視されているようです。

電気料金削減交渉は、電力の市場価格が下げ基調の時と、上昇時では自ずと変わらざるをえません。これは電力に限らず、他の購買品目でも同じことだと思います。今日のような、謂わば価格の先行きが未だ見えないような時には、どういった交渉スタイルやスタンスで臨むのが良いのでしょうか。

まず前提として知っておかなければいけないことは、市況上昇時には、電力会社各社の営業戦略が随分異なるということです。勿論、下がっている時でも、電力会社のそれには各社違いがありますが、上昇局面では、相当の違いが出てくるといえます。一見、同じように見えるかもしれませんが、慎重にみれば、かなりの違いがあることがわかります。ただ、異常ともいえる価格高騰が始まった直後であれば、各社同じ(または、殆ど同じ)ようなことになってしまうのは、やむをえませんが・・・。

ただ、こういった時期こそ、より積極的に、新規の電力需要家を取り込もうとする会社は存在します

世の中、これだけ価格が上がっているのだから、現行電力会社からの価格改定通知があった場合、受け入れざるを得ないと考えている電力需要家がいらっしゃったとしても不思議ではありません。ですが、再度、記載します。電気料金の売上に占める割合は、見過ごすには大き過ぎます。販管費に占める割合は、尚更だと思います。電気料金の上げ幅をできる限り小さなものにする、またはこの機に、自社の方向や戦略に沿った電力プランや料金に変えていくなどして、この難局をうまく乗り切ることが重要です。もし、電力会社のご紹介を必要とされている電力需要家の方がいらっしゃいましたら、info@truerisep.comまでお問い合わせください。


ブランディング (4)ターゲティング ②セグメントの評価i

市場特性は、様々な要因に左右されます( ブランディング (4)ターゲティング ①セグメントの評価項目 )。 規模と成長率だけを考慮すればいいというわけでは決してありません。 大規模で右肩上がりに成長を続けるセグメントが有望であることは事実ですが、それ以外の要因が同じであることはめ...