新規事業創出プロセスの第1フェーズ「事業アイデア創出」の次は、新規事業の計画を立てるプロセス(2「新規事業計画立案」フェーズ)へ進みます。
ここでは、新規事業の計画を作ることに尽き、これを2.1「新規事業計画の策定」としましょう。次に、策定した計画の事業を検証します(2.2「事業検証レビュー」)。この事業検証レビューは、はじめに現場で行い、その後、意思決定者のほうで、再度行うのが適切なやり方だといえます。このフェーズで重要なことは2つあります、ひとつは、新規事業の構想を体系的な計画書としてまとめあげること。もうひとつは、この後の事業検証フェーズで行う、優先して検証すべき課題を明確にしておくことといえます。
第2フェーズを終えたら、最後のフェーズである3「事業検証」になり、3.1「事業検証計画の策定」、3.2「事業検証の実行」、3.3「事業化レビュー」の3つのステップで構成します。なお、この事業化レビューは、1回限りではなく、数回程度は行うのがふつうでしょう。
新規事業計画策定と事業検証については、このブログ(イノベーションマネジメント/新規事業創出)では、まだ触れていませんので、また、折りをみて、記載することにします。今回は短い記載となりましたが、区切りがいいため、これで終わりにしたいと思います。